アマゾンに対する講談社は、幕末の尊王攘夷派か?

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アマゾンが8月に開始した雑誌や電子書籍の定額読み放題サービスでは、作品のアクセスに応じて報酬が支払われるようになっていたみたいです。

しかし、アマゾンの想定を超えるアクセスで、採算があわなくなったため、アマゾンは上乗せの契約を改めたいと各出版社に打診したみたいですが、9月末で一部コンテンツの配信停止という形で対立が表面化したという記事があります。

http://mainichi.jp/articles/20161005/k00/00m/040/051000c

多分、この記事みられた方も多いと思います。

電子書籍の読み放題サービスは、アマゾンと出版社がビジネスパートナーとしてやってる事です。

Win-Winの関係なはずです。

自分はこの記事を読みながら、ただ、単に今回の件を出版社側が抗議しているのでは、ないと感じました。

下記の雑誌によると、書籍の経費は、

1.書店マージン 22%
2.取次 8%
3.製本代 25%
4.出版費 35%
5.著者印税 10%

の構成になっています。

これをキンドル本(電子書籍)にする事によって、2.取次、3.製本代、1.書店がいらなくなります。

電子書籍が安い理由 はここにあります。

ここに、下記の書籍によると

KDPを利用すれば、実質無料で出版が個人でもできちゃいます。

その方法がこの本に載ってます。

という事で、4.出版費もいらなくなり、さらに安く読者に本をとどけられるようになります。

出版社にとっては、アマゾンは幕末の黒船なのです。

出版社自体(講談社等)は、尊王攘夷を掲げてる といったところでしょうか。

賢い人たちは、アマゾンを利用してもうけようとしてると思いますね。

そういう人達が長州藩とか薩摩藩みたいな感じなんですかねぇ。


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