フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るためにの書籍の146ページには、以下のように書いてあります。
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株価が上昇を続けた後、生産工場を稼働するにあたって予想外の出費が次々と発生し、この企業の1株利益が目立って落ち込みます。
問題の解決がいつになるのか、だれもはっきりした答えをだせません。
以前に株を買っていた人たちが失望して、株を売り始め、株価が下がります。
やがて、工場の問題は解決するが、今度は、新製品の販売強化に向けた経費が収益を圧迫しはじめ、今度は株価が年初来の安値まで下落します。
今度はあの企業の経営者がひどい失敗をやらかしたとうわさされます。
じつはこの時がこの株の最大の買い時かもしれません。
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アンダーアーマーに対する悪いうわさ
現在、アンダーアーマーについては、ナイキやアディダス、プーマ、ニューバランス、アシックスなどのメーカーと競争激化してます。
アンダーアーマーはアパレルからフットウェアに製品がシフトしてるため、あら利益が2014年は49.1%ありましたが、2016年には46.4%に落ち込んできてます。
在庫も2015年末の78.3億ドルから2016年末の91.8億ドルに膨れ上がってきてます。
売り上げ成長率も2016年は22%あったんですが、2017年は11~12%とガイダンスされてます。
60倍近くPERがあったため、割高すぎたとも言われてます。
アンダーアーマーに対する悪い事実ばかりが目立ってきてます。
株価は、2015年に53ドルでピークをつけた後、現在(2017年6月29日)、21.6ドルまで落ち込んでます。
去年はS&P500のうち、トップにくるほど、株価のパフォーマンスが悪い銘柄でした。
今の時期、アンダーアーマーに対するポジティブな意見はありません。
株価が良かった時のアンダーアーマーに対する評価
株価が53ドルをつけてた頃は、
米国でのスポーツ用品の売り上げでアディダスを抜いて2位に躍進したともてはやされました。
また、カリーシューズでナイキが独占していたバスケシューズに一撃を与えたとも言われてました。
さらに今、一番勢いのあるスポーツ用品メーカーであるとも言われてました。
総括
アンダーアーマーの買い場は今なんじゃないでしょうか??
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