PERよりも株式投資において大事な事
株式投資において重要なのは、株価ではなくビジネスそのものです。
良いビジネスに投資しておけば、株価は後からついてきます。
特に過去の投資がストックされないビジネスは最悪です。
例えば、10年前にプラズマテレビというものがつくられましたが、そのテレビは今や消えてしまいました。
そのテレビをつくるための工場はストックされませんでした。
これは最悪の投資です。
その半面、アマゾンは商品をストックしておくための倉庫をどんどんつくりました。
それらはいまだに活躍中です。
コカ・コーラ社のコカ・コーラも同様ですね。
一度、投資して建てた工場で、ずっとコカ・コーラを生産すれば良いからですね。
こういうビジネスをしてる会社の株こそ、良い投資と判断できます。
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最悪の投資だった東芝について説明
上記図は東芝の2000~2018年のチャートです。
2000年頃は1000円ぐらいだった株価は2018年3月25日現在、315円です。
3分の1になってしまいました。
東芝は半導体のDRAM、NANDフラッシュメモリー、ノートパソコンなどで世界トップの技術力とシェアをもっていた企業です。
そんな東芝は買収した原子力発電のウェスティングハウスの巨額損失で、2017年は純利益が-9657億円の赤字に転落しました。
ほぼ1兆円ですから、ものすごい額です。
投資家の立場では18年もたってるのに株価が3分の1になったって事は投資しなかった方が良かったことになります。
1990年頃にはトップシェアだった半導体DRAMでも勢いを失いました。
挙句の果てにはDRAM事業から撤退です。
DRAMで投資したものはすべて、パァになってしまいました。
東大卒の優秀な学生が多く就職してる企業だけに日本国としても大きな損失ですね。
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