ギリアド・サイエンス(GILD)のバランスシートをよくよく見たら、資産636億ドルの半分の315億ドルが現金。
長期負債315億ドルです。
2018年の純利益55億ドルなので、5.7年で長期負債が返済できます。
現金が豊富な会社は例えればお金持ちの男を捕まえるようなものですね。
現金の源泉は他社が作れないHIVやガン治療製品からくるものです。
現金リッチな会社の特徴は粗利益が高いですね。
ギリアドだと粗利益は80%以上です。
粗利益が高いのは、価格を自由に決めれるからですね。
ギリアドの保有してる特許は15年で切れるが、潤沢なキャッシュが巨額の研究開発を可能とするため、新規参入が難しく、これが
の125ページでいうバフェットさんが大好きな 良い城の深い堀 かもしれませんね。
同じヘルスケア系の会社にブリストルマイヤーズとファイザーという会社がありますが、
の40ページに1957~2003年までの株式リターン上位3位と5位に入っている理由も納得です。
巨富への道は永続する競争力を持った会社を保有する事にあるのでしょうね。
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