会社で毎年、1年間の業績評価を実施します。
最近、1年間を振り返っているのですが、粗利益の目標に対する貢献という項目を目にしました。
ふと、日本の会社って利益だして、何がしたいのだろうと思ってしまいました。
経営陣の説明では、企業だから利益をあげるのが当然だとの事です。
この言葉には株主という点はまったく考慮してませんね。
一方、アメリカのコカコーラ社は年間80億ドルの営業キャッシュフローを60億ドルは配当、20億ドルは自社株買いをして資金を使いきってます。
ようするに株主に利益の全額を還元してるわけです。
日本の会社は内部留保する事が多いのですが、だれがうれしいのだろう。
後々にシャープや東芝みたいに1兆円の赤字をだして内部留保がパーになるのが常のような気がします。
日本だと会社は社員の生活のためのものでもあるし、創業家のものでもあるし、ついでに株主のものでもあるけどという日本文化特有の曖昧さがこうしてる気がします。
何のための利益なのか曖昧すぎます。
利益目標を達成した経営陣の自分の成果=給料アップのためなんじゃないかと思ってしまいます。
株主など眼中にありません。
アメリカのように会社は株主のものというところを認める文化にならない限り、自分は日本株には投資しませんね。
言い方ひどいですが、日本株を保有してても株主はなめられてるだけな気がします。
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お初にお目にかかります。
自身も依然は日本株で世界的に有名な企業が多いのと素人ながら運が良ければ10倍株になると思い、投資をしていましたが実際は大手企業の株を買うには最低100株~1000株を買わなければならず(普通の証券会社の場合)、買った中規模企業の株価の乱れやすさや減配などの安定性に欠けるなどで3年目にして日本株に見切りを付けてアメリカ株とインデックスによる世界株へと切り替えました。アメリカ市場の参加のしやすさと企業の強さは魅力的です。(ネット証券の努力の賜物です)
日本市場は昔と比べれば少しはましになったかもしれませんが長期投資で参加するにはまだ厳しいという印象です。
企業が統廃合をして減っていき株主と向き合って利益と内部留保を投資や還元してくれればまだ日本市場に希望が見えるんじゃないかと素人ながら思います。
ひできさん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、日本株市場に長期投資家として参加するにはまだまだ、厳しそうですよね。
そういうところが見えただけでも自分はよかったと考えてます。