下記の書籍を読んで、アマゾン1社で世界の新秩序を構築しつつある事がわかってきました。
アマゾン関連の書籍は、かなり読んでますが、この書籍で印象に残ったのは、アマゾンが物流センター網の構築をほぼ完成させつつある という事です。
この物流センター網は、一度、構築されると参入障壁がかなり高くなる!! という事です。
この最新鋭の設備をいれた物流センターは、建てたからといって、すぐ機能するものではなく、スマホのハードウェアとOSのような組み合わせが必要で、この物流センターを管理するソフトウェアが必要みたいです。
倉庫から品物をピッキングし、梱包し、出荷する というのは、けっこう単純なように思ってきたんですけど、アマゾンみたいに何百万もの品数を扱ってくるとかなりのノウハウが必要なんだそうです。
アマゾンはこれを20年かけて、技術を積み上げてきてます。
物流ネットワーク網は、一夜で構築されるものではなく、毎年、毎月というふうに長期的に整備していかないといけないそうですね。
物流網を整備 → 低コスト化 → 客の増加 → もうけたお金をさらに物流網の整備に投資 というふうな良循環を生み出し、参入障壁を高くするんだそうです。
この物流センター網は、バフェット・コード 125ページで言っている 良い城は、良い堀をもつ!! という事を言ってるのと等価だという事がわかりました。
自分は、アマゾンにかなりの額を投資してるし、今後も投資するつもりですが、この 物流センター網 に投資してるんですよね。
アマゾンは、いろんなビジネスをやってますし、やろうとしてます。
アマゾンプライムやマーケットプレイス、キンドル本関連(電子書籍)、AWS、動画配信、宅配事業、プライベートブランド そしてもしかすると広告事業!!
ただ、これらの根っこは、物流センター網 だと自分は、考えてます。
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