グロース株候補として、エヌヴィディア(NVDA)に注目しています。
エヌヴィディアは、ゲーム用のGPUと言われるグラフィック・プロセッサー・ユニットなどの画像処理専用チップで、頭角を現した企業であります。
この銘柄に投資したいと思っているのは、以下の3点で魅力を感じてるからです。
ビジネスの成長性の観点
エヌヴィディアは、ゲーム用のGPUが有名ですが、GPUがCPUと違うのは以下のようです。
CPUは複雑な処理を高速で処理することが得意で、パソコンなどの演算を実行しています。
一方、GPUは画像処理専用のチップで、単純な作業を並列処理することが得意なチップです。
エヌヴィディアはこのGPUをAI用途にも使えるCPUなみの仕組みを開発しました。
それがCUDA(Compute Unified Device Architecture:クーダ)というソフトウェアです。
このCUDAを使用することで、画像処理以外の演算処理にGPU資源を使うことができる様になりました。
これにより、クラウドなどのデータセンター用途にもGPUが入っていけるようになっています。
また、自動運転技術の肝となるディープラーニング用途にもエヌヴィディアのGPUは期待できます。
売上げの成長性と財務的な観点
2013年の売上げ41.3億ドルに対して、2019年の売上げは109.1億ドルとなっています。
売上げ成長率は年平均17.6%となっています。
工場を持っていないと理由で、売上げに対する純利益率は25.6%と高い水準を保ってます。
自己資本比率は70%にもなっていますし、長期負債は19億ドルと2019年の純利益28億ドルの1年分にも満たない負債しかありません。
チャート的な観点
以下図はエヌヴィディアの過去5年のチャートです。
2018年に9月に290ドルの高値をつけた後、12月には130ドルまで調整しました。
この厳しいチャートを2020年2月にブレイクしましたが、コロナショックでまた、200ドル割れ寸前まで調整しましたが、いよいよ300ドルを超えて上昇サイクルに入ったように見えます。
現在のエヌヴィディアのチャートの形が オニールの成長株発掘法 【第4版】 の128~129ページに説明があるような取っ手付きカップの株価チャートパターンとまったく同じですね。
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NVDAは以前からすでに成長株として知られているので、標題は不適当かと存じます
ご指摘、ありがとうございました。