エヌビィディア(NVIDIA)の2020年2~4月期決算にて、売上げは前期比38.7%増加した30.8億ドルでした。
そのうち、Gaming部門が前期比27%増加した13.4億ドル、Data Center部門は前期比80%増加した11.4億ドルでした。
GamingとData Center部門だけで、24.8億ドルの売上げになり、全体の80.5%をしめています。
これが株式投資をする上で重要と思うのですが、このふたつの部門がこれから伸びると考えられれば、この銘柄は買いになると思うのです。
Gaming部門の強さは継続
インテルがCPUに内蔵するGPUの性能強化を図っているとはいえ、ゲーミングPCはCPUとは別途、GPUを搭載している場合が多いです。
これらは、「単体GPU」or「ディスクリートGPU」などと呼ばれ、エヌビディア(NVIDIA)の「GeForce」シリーズが圧倒的なシェアを誇っています。
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クラウドやAIに採用される例
・マイクロソフト(MSFT)のアジュールがエヌビディアの「V100テンサー・コアGPU」を800個組込んだクラウド・スーパーコンピュータを発表
・アリババ(BABA)とバイドゥ(BIDU)は、エヌビディアの半導体を搭載したAIレコメンデーション・エンジンを発表
最新のGPUであるAmpereベースのプロセッサA100
エヌビディア「NVIDIA」は2020年5月14日、ディープラーニング分野に関する世界最大級のイベント「GTC(GPU Technology Conference) 2020」にて第8世代GPUアーキテクチャ「Ampere(アンペール)」を発表しました。
2018年に発表した第7世代GPUアーキテクチャ「Turing」より20倍性能が上がっているそうです。
アリババ傘下のクラウドサービス「アリクラウド(阿里雲)」、「バイドゥクラウド(百度雲)」、米「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」、「シスコシステムズ(Cisco Systems)」「デル(Dell)」「Oracle(オラクル)」などのサーバーベンダーが自社製品やサービスにA100の採用を決めています。
まとめ
A100も発表され、GamingとData Center部門のエヌビディアの成長性が感じられます。
この株を買ってホールドするというのは最高の選択に思えます。
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