残念ながら、トヨタはテスラに完敗だ!!

下図は2019年の車の販売比較です。

テスラの車の販売額はトヨタの30分の1程度です。

しかし、株式市場ではテスラの時価総額が世界の自動車産業の覇者であるトヨタを抜いただけでなく、もう2倍の差になろうとしてます。

トヨタの社長である豊田 章男氏にある記者がテスラについてどう評価してますか? と聞いた事があります。

豊田 章男氏は、テスラの時価総額はトヨタを含めた日本の8社(トヨタ、ホンダ、日産、スバル、スズキ、マツダ、ダイハツ、三菱)の自動車会社の時価総額の合計よりも多く、大きな企業価値を創造してると言っています。

電気自動車で利益をだし、ソフトウェアアップデートを通して収益を得るビジネスであると評価しています。

再生可能エネルギーやCO2削減等、多くの分野で学ぶべき点が多いと認めています。

しかし、トヨタは3年前からCASE(コネクティビティ、自動運転、共有、電動化)の時代に対応するため、先行投資を含めて準備してきていると言っています。

トヨタの長所としては長い間、顧客と構築してきたリアルの世界をあげています。

テスラのビジネスを飲食業だとするとキッチンもなく、シェフもいないリアルの世界が構築されてないと言いました。

何を意味不明の事を言ってるんだろうという感じです。

テスラは2020年通期でトヨタよりは少ないですが、年間50万台もの製品を世の中に送っていて、リアルの世界はあります。

トヨタは、GMやVWに比べると電気自動車の開発に力を入れてない気がします。

やってないわけではないです。

2025年にはHV(ハイブリッド)、PHV(プラグインハイブリッド)で450万台、FCV(燃料電池車)、EV(電気自動車)で100万台を販売するという計画です。

トヨタの戦略は未来の自動車がどんなものになろうとも良いような全方位戦略です。

こんなに何でもやろうとするのは、トヨタの技術力と資本力があるからできると思います。

FCVは経済性の問題があるため、普及されないものと考えてます。

後、世界でハイブリッドの技術力が一番強いからこそ、ハイブリッドにこだわってるのでしょう。

他社がどんなに頑張ってもテスラに追いつけない4つの理由!!

の記事に書いてますが、電気自動車ではトヨタはテスラにはもうかないません。

未来の車は電気自動車が主役であり、もうテスラの天下だと自分は思うのです。


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