S&P500指数に採用されたテスラ株は12月21日にどれだけの買いが入ってくるのか?

テスラはS&P500指数に採用されました。

本日は、この採用により、どれだけのテスラ株の買いが起こるかを計算してみました。

S&P500の時価総額は30.5兆ドルです。

テスラの時価総額は、流通株数7.6億株×株価500ドル=3800億ドル になります。

3800億ドル ÷ 30.5兆ドル = 1.25%

テスラの時価総額はS&P500の時価総額全体の1.25%ぐらいになります。

S&P500をベンチマークしてるファンドは11.2兆ドル、そのうちS&P500に連動するパッシブファンドは4.6兆ドルぐらいあるそうです。

パッシブファンドは12月21日にS&P500にテスラが組み入れられる日に無条件でテスラ株を買わないといけません。

4.6兆ドル×1.25%=575億ドル

これはテスラの全体の流動株数15%の株になります。

残りベンチマークしてるファンドが6.6兆ドルありますが、この資金は絶対テスラ株を買わないといけないわけではありません。

ただ、S&P500に負けないファンドにするためにはそれ相応のテスラ株を買わないといけないですね。

ざっくり3分の1の2.2兆ドル買うとしたら、追加でテスラの流動株のうち、7.5%ぐらいの株を買わないといけないです。

合計すると22.5%の株をファンドが買いにくるのです。

ファンドは既存のテスラの株100人がいるとしたら、22.5人分を譲ってもらわないといけないのです。

既存のテスラの株主がだれも株を売ってくれない場合、株価は上昇するしかないですね。


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