最近、時間もあり、
貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵
を読み返してみました。
2006年出版なので、古いのですが、意外に自分の投資思想と同じだなぁー と思いました。
重要なところだけ、ピックアップすると以下のようです。
〇ジニ係数から見ると日本は世界でもトップレベルの不平等社会である
〇日本の家計の金融資産は平均1085万円だが、格差社会の到来で富裕層が平均をあげてるため、平均は400万円くらいだ
〇40代以下(2006年の段階という事を考慮する必要あり)の方は2000~3000万円の年金ギャップがあるため、老後に向けて資産運用しないといけない
〇期待利回りとボラティリティから、国内株、外国株、国内債券、海外債券の±2σ(95.4%の確率)の範囲で運用結果を予想できる
〇資産配分さえ決まれば、後は何もしない方がよい
〇巷にあふれるマネー雑誌や投資本は、トレーディング(短期売買)についてである
〇トレーディング(短期売買)は手数料コストと時間のコストがある
〇インベストメント(長期投資)は家族団欒や趣味の時間が確保できる
〇トレーディング(短期売買)にかけようとするのは悪魔の囁きであり、私たちふつうの市民は近づかないほうがいい
〇株式投資は長期投資するほど、リターンが安定する
〇平均的な投資家はインデックス運用に勝てない。なぜなら、すべての投資家の売買を足すとインデックスそのものだから。
〇複利効果と時間分散を投資で活用しよう
〇期待利回りは複数の資産の足し算だが、ボラティリティ(リスク)は資産の二乗和の√になるので、リスクをおさえられる
〇銘柄の選択や売買タイミングの選択はパフォーマンスに与える影響はわずかであり、資産配分がパフォーマンスのほとんどを決める
この書籍、アマゾンのレビューも5つ星の中、4.4と相当良いですね。
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