本日はスポーツ用品のアパレルやフットウェアをビジネスを展開するアンダーアーマーについて説明します。
この銘柄、自分は２０２０年２月１６日に書いた
の記事で全売却した銘柄でした。
それから、時は１年半が過ぎました。
もう一度、アンダーアーマーの決算書を見返して、良好な変化が見られましたので、報告します。
下図は２０２１年と２０１９年の第２四半期の損益計算書になります。
ここでまず、注目してほしいのが赤枠でかこったＧｒｏｓｓ ｐｒｏｆｉｔ（粗利益）です。
２０１９年は売上げの４６．５％の粗利益しかなかったのですが、２０２１年は４９．５％と３％改善しました。
Ｔシャツやシューズにかかる原材料価格を見直した事によるのではないかと思います。
そして、２番目に注目してほしいのが青枠でかこったＩｎｃｏｍｅ ｆｒｏｍ ｏｐｅｒａｔｉｏｎｓ（営業利益）です。
２０１９年は売上げの１％のマイナスの営業利益だったのに２０２１年は９％の営業利益に改善しています。
１０％も改善しており、これは上述した原材料価格の見直しに選手へ支払うスポンサー料などを見直したためではないかと思います。
根拠は水色枠でかこったＳｅｌｌｉｎｇ，ｇｅｎｅｒａｌ ａｎｄ ａｄｍｉｎｉｓｔｒａｔｉｖｅ ｅｘｐｅｎｓｅｓ（販管費）が２０１９年は売上の４７．５％もかかっていたのですが、２０２１年は４０．３％しかかかってないためです。
これにより、緑枠でかこったＮｅｔ ｉｎｃｏｍｅ（純利益）は２０１９年は１．５％のマイナスだったのに２０２１年は４．４％になっているのです。
純利益が赤字の企業には投資できませんので、これは良好な変化とおもいます。
ここから、アンダーアーマー株に積極的に投資するには売上げの成長率が毎年プラスである必要があり、できれば１０％以上の成長率がほしいところですね。
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