上記図のバッテリーセルはパナソニックなどの専業メーカーが製造しています。
このセルをテスラが利用して電気自動車に使用してるわけですね。
パナソニック工場での２０１７年～２０１９年までのバッテリーの収率の推移は下図のようです。
このバッテリーは２１７０バッテリーの事を言ってまして、２０１７年Ｑ２で１６％しか良品がとれなかったのですが、２０１９年Ｑ４では７３％まで改善しています。
ただ、バッテリーメーカーにとって、利益をだそうとすると９０％以上の収率が必要だそうです。
バッテリー専業でもあるパナソニックで７０％台の収率しかだせないのですから、バッテリー事業で利益がでてませんよね。
一方、テスラの方ですが、４６８０のバッテリーセルを製造してます。
これからお見せする関連資料はフリーモント工場で勤務してる方からの情報提供で、匿名だそうです。
４６８０バッテリーの収率が下記図のように９２％を記録しています。
この内訳ですが、下図のように１４機の機械を利用してまして、
１１０番、２０４番、２０６番は９６％以上の収率を達成しています。
悪い方のやつをみると１０３番と１０４番ですが、収率が７９～８０％ですが、パナソニックよりは良さそうです。
一方、気になるところがありますが、２１２番の機械はテキサス工場の訓練用らしくまだ、他の機械のような収率になってないそうです。
テスラはやることすべてがすごい！！
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