近頃、インフレ警戒で、アメリカの株式市場の調子がよくありません。
今年、利上げは何回もあるだけでなく、一度に0.5%あげなきゃいけないとか? 発言も過激になってきてます。
ついでにロシアがウクライナに侵攻するのではないかといううわさで、ダブルで株式市場に悪影響を及ぼしてます。
実は外部要因は無視してていいんですよね。
テスラの業績だけを追ってればいいのです。
テスラの2021年度の通期の売上げは538億ドル、EPSは4.9ドルでした。
昨日の株価が852ドルですので、実績PERを計算すると
852 ÷ 4.9 = 174倍
になります。
テスラの2022年のEPSは10ドルになると予想されてます。(TroyTeslikeの予想より)
予想EPS10ドルで計算した現状の予想PERは、
852 ÷ 10 = 85.2倍
ですね。
年間成長率が100%(4.9ドル⇒10ドル)なのに予想PERは85.2倍ですので、
PEGレシオは、
予想PER ÷ 増益率 ですので、
85.2倍 ÷ 100% = 0.852
程度です。
PEGレシオの考え方を自分の投資で取り入れてるのは、
の80~82ページを参考にしています。
この書籍には PEGレシオ1倍以下ならば、割安で買いと判断する と書いてますね。
もし、2022年中に戦争やら利上げやらでテスラの株価が850ドルからまったく上がらなかったとしましょう。
そうなると今度は2023年の予想PERを計算しなければならないのですが、仮に2023年の予想EPSを18ドルぐらいになると予想PERは
850ドル ÷ 18 = 44倍
までに下がってくるのです。
ここまで下がってくるとナイキあたりと同じPERになるという異常な事が起きてくるのです。
なんで異常かというとナイキは成長率10%程度の企業なのですが、成長率100%のテスラと同じPERになるという馬鹿げた事が起こってくるからです。
本日、言いたかったことは外部要因がどうであれ、テスラの業績が伸び続けてくれれば、心配いらないんだよー という事を言いたかっただけですね。
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