ダウ平均は2020年2月14日の2万9500ドルを天井に昨日(2020年3月20日)は1万9000ドルにまで落ちてきました。
自分も含めて、米国株に投資してる投資家は大損してる事と思います。
ここまでくると投資家の中には、今後、ダウ平均1万5000ドルまで落ちるとか、1万ドルまで落ちるとか言う人がでてきます。
しかし、発想を変えると現在のダウ平均株価1万9000ドルは良い事ですし、ダウ平均1万ドルまで落ちるようなら、それは福音だと思うのです。
その理由を例えを用いて書いてみました。
前提条件ですが、
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1.ダウ平均3万ドルの時点で、1000万円分の米株を保有してる
2.投資家は毎月の給与収入があり、年間60万円の資金を米株投資に入金でき、5年間で300万円の資金を米株に投資できる
3.ダウ平均株価は1万ドルで5年間推移する
4.アメリカ株は短期的には下落するかもしれないが、長期的な視野にたてば、年率平均12%で株価が成長するので、6年で倍になる
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になります。
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ダウ平均株価が3万ドルの時にあった1000万円の資産はダウ平均株価1万ドルで、333万円になります。
しかし、この投資家には給与収入があり、日々の生活には困りません。
しかも、5年間、ダウ平均1万ドルの株式市場に300万円を投入し、総投資額は633万円になります。
2025年までダウ平均1万ドルで推移した株価は2026年にコロナ危機の前の株価であるダウ平均3万ドルまで回復した後、2020年から6年間成長していなければならなかった2倍の株価成長がおこり、ダウ平均株価は6万ドルになります。
この時点で、保有資産は3800万円になります。
もう6年後の2032年にはダウ平均12万ドルになるので、保有資産は7600万円になります。
ここで重要な事はダウ平均株価が安くなる事によって、ダウ平均3万ドルの時よりも3分の1の価格で株を買える事です。
もし、2020年のダウ平均株価3万ドルにコロナショックによる暴落が起こらずに2026年、ダウ平均株価6万ドル、2032年、ダウ平均株価12万ドルになったとしたら、どうでしょう。
2020~2026年までに300万円を追加投資できますが、ダウ平均4万5000ドルぐらいの購入となってしまいます。
2026年時点での資産は
1000万円 × 2倍 + 300万円 × 6万ドル/4.5万ドル = 2400万円
になります。
これが2032年には、
2400万円 × 2倍 = 4800万円
にしかなりません。
ダウ平均株価が1万ドルに暴落せずに一本調子で上げていくと資産は2800万円も少なくなってしますのです。
ダウ平均が6年で2倍になる事が信じれないですか?
1985年にダウ平均は1000ドルだったんです。
それが1998年にはダウ平均1万ドルと13年で10倍になっているんです。
2032年にダウ平均12万ドルになっても不思議ではありません。
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