既存の車メーカーはテスラのように電気自動車で利益をあげれない!!

テスラの電気自動車のスペックは他社を圧倒しています。

また、自動運転でも他社の追随を許してません。

このようにテスラの製品は素晴らしいのですが、テスラがすごいのは製品だけではありません。

テスラが本当にすごいのは工場です。

現在、電気自動車で利益をあげられる企業はテスラしかないと言われています。

Pierre Ferraguというアナリストによると

最初に建てたフリーモント工場よりも2番目に建てた上海工場の方が生産性が向上しているそうです。

要するに同じ資本を使って生産台数が増えるというように資本効率がどんどん上昇しています。

残念ながら、この効率性は決算書にはあらわれません。

上海工場の次にはベルリン工場とテキサス工場という風に次なる開発投資に資金をどんどん注ぎ続けているからです。

一例にモデルYでは、左下図のように

後部の車体パーツには70ものパーツが使われてました。

生産工程ではこれらをひとつひとつ接続して組み立てていくわけです。

時間もかかりますし、組み立てトラブルがある場合には更なら効率の悪化を招きます。

これを上記右図のように1パーツにしてしまうことで、製造時間を圧倒的に短縮できますし、溶接工程で必要なロボットも不要になり、効率が相当、改善できるのです。

しかも、ロボットの削減によって、工場のスペースが空く事になる、すなわち、生産ラインをここに追加で増やす事ができるのです。

既存の内燃機関車がこれをやるにはすべてを設計しなおさないといけないです。

しかも、70ものパーツを1パーツにしたようなアルミ合金のノウハウが必要なのですが、テスラはスペースXから得る事ができました。

技術力もないし、開発に相当な時間がかかる事に既存の製造メーカーが内部の合意を得る事も難しいだろうと想像できます。

既存の内燃機関車も電気自動車のプロトタイプはつくれるかもしれませんが、利益をあげれるかは疑問です。


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