テスラ株を100株以上保有してますが、670~700ドルを行ったり来たりして、なかなかあがりません。
しかし、テスラは次世代のアマゾンと思いますので、5年、10年と長ーいお付き合いをしたいと考えてます。
バッテリーと自動運転ソフトの要素技術がしっかりしてるところがいいですよね。
テスラは、自動運転用半導体に以前はNvidiaのものを使用してましたが、今では自社でつくってしまいました。
本当にすごいものをめざすには、ソフトだけじゃなく、ハードも垂直統合しちゃったほうがいいですからね。
他社がテスラに追いつけない4つの理由を下記に示します。
1.バッテリーの開発に既存メーカーは10年以上も遅れてる
4680(直径46mm×たて80mm)という画期的なバッテリーセルをパナソニックなどのバッテリーメーカーではなく、テスラが設計・開発して、生産をパナソニックに委託しています。
※上記図は今後、テスラ車に採用される予定の4680と言われるバッテリーセルの断面構造
今までのバッテリーセルは2170(直径21mm×たて70mm)と呼ばれていて、現在のモデル3、Yに採用されてますが、4680セルでは容量が5倍、パワー6倍、航続距離16%増えるとの事です。
立場が逆になっていて、まるでテスラがバッテリーメーカーのような気がします。
パナソニックはただの下請けになりさがっています。
電池メーカーであるパナソニックもこのような状況ですが、既存の車メーカーは自らバッテリーのビジネスに手をつけようなどとは考えてませんし。
2.モーターがガソリン車より加速力がある
モデルSの最新バージョンであるプレイドでは0-97kmまでの加速が2秒以下で、既存の内燃機関車よりも早いです。
※上記図はモデルSプレイド
3.スーパーチャージャーを世界中に配備し、30分でフル充電可能なインフラを整えつつある
下図がテスラのスーパーチャージャーです。
テスラは世界で2万5000以上のスーパーチャージャという高速充電設備を整えています。
ガソリン車がガソリンスタンドが既にありますが、電気自動車は充電設備も拡充しないといけません。
以下は、北米、欧州、アジア&オセアニアのスーパーチャージャのロケーションです。
<北米>
<欧州>
<アジア・オセアニア>
北米や欧州の充電網はすごいですよね。
既存の内燃機関車が電気自動車に参入したとして、充電はどうするつもりでしょうか?
4.完全自動運転はパソコンにソフトをダウンロードするかのようにテスラの車にダウンロードで可能になると考えられるが、ここでも先行している。
テスラの車は下図の赤🔲のふたつのプロセッサで自動運転が制御されてます。
このプロセッサをパソコンのウィンドウズやスマホのアンドロイドに該当する専用OSで制御してるので、非常にシンプルです。
これに比べて既存の内燃機関車は部品毎に専用のプロセッサがあり、一つの車体で数十個もあって、プロセッサ同士が喧嘩してしまい、自動運転には適していない状態です。
自動運転させたいのであれば、車を一から再設計しないといけません。
既存のガソリン車メーカーがテスラに追いつくのはいつになるんでしょうか??
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