YEN:えっと、では、
史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール
の第2章 バフェット流損益計算書の読み方 の講義をはじめます。
New某ゼネコン勤:今日ROM専でお願い致します🙇♀️
Ami:よろしくお願いします!
YEN:おっ、Amiさんではないですかw
よごれ:遅れました。よろしくお願いします!
Ami:私もROM多めでお願いします😅
YEN:はい、とりあえず、毎週の講義は自分が話をして、よごれさんが生徒役をするという形式で行ってますw。
YEN:参加される方はされてもいいし、無理に時間をあわせる必要はありませんw。
YEN:さて、先週は、損益計算書の粗利益に関して、マイクロソフトとアマゾン、既存の車メーカーを調査しました。
YEN:先週お伝えしたかったのは、ビジネスによって、粗利益が違いますよー ってとこでした。
New某ゼネコン勤:はい
YEN:よごれ さん、粗利益が高い企業はどこでしたっけ?
よごれ:マイクロソフト?
YEN:ですです。 ちみみに粗利益は売上の何%ぐらいだったか覚えてます?
よごれ:えー
YEN:w
よごれ:あ70%
YEN:あ、そうですねw
よごれ:69%
YEN:よく覚えてるではないですかw
よごれ:粗利益率のことですね
YEN:ですです。
よごれ:あんだけ間違えたのでw
New某ゼネコン勤:材料費いらず
YEN:先週、お伝えしたかった事の一部しか、お話してませんでしたので、本日、もう一回、
粗利益についてお話します。
YEN:マイクロソフトのウィンドウズとエクセルはマイクロソフトが独占してるビジネスですよね?
New某ゼネコン勤:はい
YEN:独占してるのに、ソフトなので、原価がほとんどかからないですよね?
New某ゼネコン勤:ですです
YEN:原価がほとんどかからないのが粗利益というところで確認できているのです。
YEN:これを本書では永続的競争優位性があると言っていて、私たちをリッチにしてくれる企業だと言ってます。
YEN:ここまでは、本書の内容をマイクロソフトに置き換えてみました。
YEN:ただ、マイクロソフトの粗利益って、以前は80%以上ありましたが、今では70%割れしています。69%ぐらい
よごれ:そうなんだ
YEN:マイクロソフトは以前はウィンドウズのOSとエクセルなどが収益源だったのですが、今はクラウドサーバー、XBOXなどハード系の利益も増えていて、粗利益が減ってるためなんです。
New某ゼネコン勤:なるほど
YEN:クラウドサーバーっていう言葉を使うとよくわからないかもしれないのですが、ネットフリックスなどの動画配信って、クラウドサーバーから配信されてるんですよ。
YEN:粗利益が高ければ優良なビジネスの可能性が高いけど、マイクロソフトのように粗利益が80⇒69%に減っても大丈夫と自分は判断しました。
YEN:理由はクラウドサーバーって、ざっくり言ってしまえば、アマゾンとマイクロソフトの2強で独占のような感じなんです。
YEN:で、コロナで爆下げした150ドルぐらいの株価のマイクロソフトの株を買って、226$で売却してます。
YEN:それ以降、マイクロソフトは200ドルまで落ちるのですが、自分はテスラに投資を集中するためにマイクロソフトはあきらめました。
YEN:ここで何を言おうとしているかというと
YEN:粗利益が落ちたからといって、競争優位性がなくなるものではないという事です。
YEN:マイクロソフトは80⇒69%に落ちましたが、株価は史上最高値を更新し続けてます。
YEN:ここらへんからは、各自でビジネスを鑑みて、各自で永続的優位性があるかないかを判断するしかないと思います。
YEN:自分がいつも株は最終的にはビジネスですよ!! と言ってるのはこのためなんです。
YEN:ここまでが先週の粗利益の内容で自分が言い切れなかったことを補足しました。
よごれ:ありがとうございます^ ^
YEN:よごれ さん、理解できましたか?
New某ゼネコン勤:ありがとうございます
よごれ:はい^ ^
YEN:New某ゼネコン勤 さんも大丈夫ですか?
soda😊:ありがとうございます。
New某ゼネコン勤:はい!
New某ゼネコン勤:ビジネスを理解しないとですね
soda😊:ビジネスの理解が一番難しいです(涙)
YEN:ですです。
YEN:粗利益は高い方がいいけど、低くなってきたら、どうなのかは、各自ビジネスを鑑みての判断ですよ ということです。
YEN:OKです。
New某ゼネコン勤:了解です
YEN:株式投資はビジネスへの投資と等価なんですよw
YEN:ここで何か質問とかってありますかね?
よごれ:ありません!
YEN:了解です。
YEN:では、次の研究開発費にうつりますね。
よごれ:よろしくお願いします^ ^
YEN:先週もお話しましたが、大前提は、①10年ぐらいのスパーンでEPSが確実に伸びる企業を対象にしてまして
YEN:今まで、粗利益はどうなってるのが良いのかを見ました。
YEN:研究開発費に関しては、
YEN:よごれ さん、コカ・コーラの研究開発費っていくらかわかりますか?
よごれ:分からないけど少なそう
YEN:本に書いてあったような・・w
なつめ:ゼロでした
YEN:そうそうw
YEN:あたりですw
YEN:簡単に言ってしまうと
YEN:コカ・コーラの研究開発はする必要がありませんw
YEN:現状の配合からいろいろ変えると味が変わってだめらしいですw
YEN:ですので、既存の製品の大量生産で大丈夫らしいのですw。
YEN:で、本書では、
YEN:多額の研究開発費を要する会社は競争優位性に先天的欠陥を内包している
YEN:と書いてあって、
YEN:コカ・コーラは素晴らしいんだということを言ってます。
YEN:これに関しての自分の考えは
YEN:少しちがってまして
YEN:アマゾンのように研究開発費をかけても売上げが20とか40%で伸びる企業は大丈夫と感じてます。
YEN:年20~40%です。
YEN:ただ、だめな企業もありまして、
YEN:例として探したのが東芝です。
YEN:下図に研究開発費と対売上高比率をのせてます。
YEN:研究開発費はここ2-3年は減少傾向ですよね。
YEN:ざっくり、年100億円ぐらいずつ減ってますかね。
YEN:でも、年1500億円規模の研究開発費を使ってますよね?
よごれ:はい
YEN:対売上高比率はどんどんあがってますよね?
YEN:よごれ さん、ここから売上高はどういう推移か予想できますか?
よごれ:はい!
YEN:どうなってると思いますか?
よごれ:研究開発費が減って比率が下がるということは
よごれ:比率が上がる
YEN:はい
New某ゼネコン勤:売り上げが下がった?
よごれ:はい
YEN:ですね。
YEN:答えは準備してきたんですがw
YEN:このようになります。
なつめ:開発費の減少以上に売上が減ってるんですね
YEN:年、2000~3000億円ぐらい減ってますよね?
New某ゼネコン勤:よろしくないですね ビジネスモデルとして
YEN:こういうグラフのやつは自分は投資対象にしたら、だめと言いましたよね?
New某ゼネコン勤:右肩上がり
よごれ:はい
YEN:実際、東芝の30年間の株価推移です。
YEN:1990年から横ばいないしは、右肩下がりですよね。
YEN:2019~2021年も横ばいですかね。
YEN:最近、ちょっとあがってるかもですがw
New某ゼネコン勤:東芝あまり聞きませんね
YEN:東芝って、今、残ってる事業が重電ぐらいですかね。
YEN:家電事業とか売却して
YEN:半導体も売却して
YEN:研究開発費はかかるのに売上は減っていて・・・
YEN:ここで言いたい事わかりましたか?
よごれ:はい^ ^
YEN:多額の研究開発費を要する会社は競争優位性に先天的欠陥を内包してる可能性が高いということなんです。
New某ゼネコン勤:なるほどです 自分の会社も見てみよう
YEN:もし、東芝の事業が独占だったら、これよりはましなのかもしれませんが・・・・
YEN:独占もしてない・・・その上、研究開発費にお金はかかるわで・・・・
YEN:20-30年前、セミナー行くと
YEN:東芝の株は人気株でしたよw
YEN:一方、
YEN:アマゾンは年間400億ドル以上(売上げの10%以上)の研究開発費をつかっており、今でも年20-30%の売上げ成長率を達成している。
YEN:アマゾンの研究開発費は、
YEN:無人コンビニ用AI開発、アレクサなどのAI技術、アマゾンプライム用の映画コンテンツ制作 などにお金を使ってると思われます。
YEN:よごれ さん、無人コンビニって聞いたことあります?
よごれ:はい^ ^
YEN:これは多分、アマゾン以外できてないとおもうんですよね。
よごれ:そうなんですか?
YEN:今、アメリカのシアトルあたりで無人店舗があるそうです。
YEN:Amazon Go っていうんですが
YEN:これが日本にも導入されたら、既存のコンビニ業界は打撃受ける可能性高いですね。
YEN:というビジネスに研究開発費を注ぎ込むことは自分はOKだと思うんです。
なつめ:ファミマがやってたような…
YEN:最近、日本でもやってるかもしれませんが、最初にはじめたのはアマゾンですね。
よごれ:知らなかった!
なつめ:そうなんですね!
なつめ:丸の内かそのへんに一号店があると思いました
YEN:ただ、ファミマが独自技術でやってるのか? それともアマゾンの技術を使ってるのかは自分はしらべてないのでw
New某ゼネコン勤:動画のサブスクもAmazonが一番?
なつめ:システムはアマゾンかもしれないですね
よごれ:スマホスキャンして入店するってことだけしかしらないww
YEN:アマゾンがコンビに自体の展開するとは思えませんしねw
YEN:ここでお話したいのは
YEN:研究開発費をこういう技術に使って独占利益を享受できるようにするのは競争優位性がある企業だと思います。
YEN:ちなみにアマゾンゴーに関してのサイトは
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59491
YEN:こちらを参照してください。
よごれ:ありがとうございます
YEN:本書では、
YEN:多額の研究開発費を要する会社は競争優位性に先天的欠陥を内包している
YEN:って書いてあるんですが
YEN:この言葉だけ信じちゃうと
YEN:コカ・コーラぐらいしか投資できませんw
よごれ:ww
YEN:自分はアマゾンに投資するために
YEN:こうやって、いろいろと考えたわけですね。
YEN:よってですね
YEN:本も批判的な立場で読まないといけませんよー ということなんです。
よごれ:時代が違うからですか?
YEN:今は、AIの時代になってますので
YEN:研究開発せざるを得ないですよねw
よごれ:確かに
YEN:ようはテキストが全部あってると考えるのもだめですよー ってことですねw
YEN:批判的な立場で読みましょうってことですね。
よごれ:はい!
YEN:損益計算書で、
YEN:売上ー原価=粗利益だったんですが
Ami:Amazon恐るべし!
YEN:粗利益ー(研究開発費+販管費+減価償却費)= 営業利益 になるんです。
YEN:そこの研究開発費まで説明しました。w
よごれ:ありがとうございました^ ^
YEN:競争優位性があるには
YEN:粗利益と研究開発費をどうみれば良いかを説明したつもりですw。
YEN:むずかしかったですかね?
よごれ:分かりやすかったです
よごれ:難しいけど
YEN:w
なつめ:分かりやすかったです✨
なつめ:ありがとうございました🍀
YEN:質問等ありましたら、後程でもどうぞ。
YEN:では、本日の講義はここまでとします。 お疲れ様でした。
New某ゼネコン勤:ありがとうございます🙇♀️
よごれ:ありがとうございました
Ami:ありがとうございました❗️
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