テスラ、フォード、GM、トヨタ、VW(フォルクスワーゲン)のGross Margin(粗利益)が公開されてましたので、下図に載せておきます。
2018年の1Qでは、テスラ(赤線)、トヨタ(紫線)、VW(緑線)のGross Marginは20%と同じくらいでした。
その後、テスラのGross Marginはどんどん改善され、2021年の4Qでは31%を記録するに至ってます。
関連記事は、
既存の車メーカーはテスラのように電気自動車で利益をあげれない!!
に書いてますので、参考にしてください。
トヨタは、2021年1Qでは17%に利益が減っております。
VWも2021年3Qでは15%に利益が減っていて、Gross Marginのレベルはテスラの半分以下になってます。
一方、GMは2021年の4QにGross Marginが10%、フォードは8%まで落ち込んでいます。
アメリカの既存の大手2社はGross Marginのレベルがテスラの3分の1未満に落ち込んでいるのです。
このような貧弱な財務状態で、フォード、GM、トヨタ、VWは電気自動車の開発に巨額の投資をするわけですが、開発後の売れ行きが思わしくなかった場合、会社自体が消える事を覚悟しなくてはいけないでしょうね。
とにもかくも既存の自動車メーカーはたいへんそうですね。
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