Nvidia株は、800ドルを超えてしまうほど上昇してますが、テスラ株は191ドル(2024年2月24日)と低迷してます。
ただ、現状の191ドルはテスラとして低評価されすぎだと考えてます。
その理由を今日、書いておきます。
まず、モデルYの価格推移ですが、
という風になっています。
2022年をピークにテスラの車価格は下がってます。
モデルYのスタンダード(黄色)の価格ですが、2022年末には6万2000ドルだったのが、2023年末には4万8000ドルと23%下落してます。
これにより、テスラのグロスマージンは22年第4四半期の57.8億ドルから23年第4四半期は44.4億ドルへと23%下落しています。
モデルYの価格下落とグロスマージンの下落の率がぴったり同じですよね?
一方、テスラの2022年の車のデリバリーは131万台、2023年は、180万台でした。
車のデリバリーは率にして、37%増加していますので、モデルYの価格が据え置きであったら、EPSは37%増え、株価も37%増えるべきなのです。
モデルYの価格を23%も下げてる理由は、アメリカ経済のインフレをおさえるために金利をあげていて、これにより、車のローン金利などもあがり、人々の車購入を抑制しているためなのです。
株価が37%ディスカウントされてますので、現状の株価191ドルにこのディスカウント分入れ込んであげると
191ドル×137% = 262ドル
になるわけですよね。
ただ、今日の分析はテスラの自動車ビジネスだけなので、他のビジネス領域を考えると株価はこんな低レベルじゃないと思います。
今後、テスラの株価がもっと下がるかもしれませんが、そういう時には買い増しの絶好のチャンスと思った方がいいでしょう。
テスラの株価は安い安い!!
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